WASAPIデバイスのバッファ転送モード
WASAPIデバイスでは、バッファ転送モードを
指定ツリー項目: 再生の設定 - WASAPIの設定プロパティ: WASAPI固有の設定 (1) - バッファモード
することができます.
- ■ Push Mode(プッシュモード)
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TuneBrowserが定期的にデバイスのバッファの状態をチェックし, 空きがあればデータを転送します.
- ■ Event Mode(イベントモード)
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バッファに空きが出た場合に, デバイスがイベントを「シグナル状態」にします.
TuneBrowserはこのイベントを待ち受け, シグナル状態を検出したら、デバイスのバッファにデータを転送します.
効率からいえば, イベントモードのほうが効率が良いです.
しかしながら, イベントの発生(シグナル状態にすること)はデバイス側に任されることになり,
デバイスによってはうまく働かない場合があるようです.
プッシュモードでも, TuneBrowserは待ち時間中にCPUリソースを消費することはほとんどないため,
効率がちがうとはいえ, 適切に設定されていれば,
ソフトウェアの動作としてはその差は大きなものではありません.
技術的に大きな差はなくとも, 音質に差が出るのがオーディオですから(^^;、
このあたりは微妙ですが, 個人的には安定的に動作するほうを選択いただければ良いのではないかと思います.
この転送モードは
設定ツリー項目: 再生の設定 - WASAPIの設定プロパティ: WASAPI固有の設定 (1) - バッファモード
で変更することができます.