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クエリコマンド

クエリで使用できるコマンドです. コマンドは $ ではじまり、コマンドの内容に応じて ()内にカンマ区切りで複数のクエリを指定します.

コマンドの説明

コマンド 意味 (A,B,C,Dはそれぞれクエリです)
$ISMATCH(A,B,C) AがBだったらC, それ以外は対象外にします.
$ISNOTMATCH(A,B,C) AがBでなかったらC, それ以外は対象外にします.
$ISEXIST(A,B,C) AにBが含まれていたらC, それ以外は対象外にします.
$ISNOTEXIST(A,B,C) AにBが含まれてなかったらC, それ以外は対象外にします.
$IFMATCH(A,B,C,D) AがBだったらC, そうでなければDを返します.
$IFEXIST(A,B,C,D) AにBが含まれていたらC, そうでなければDを返します.
$IF(A,B,C) Aに値があればB, 空だったらCを返します.
$IFVALCOUNT_LE(A,n,B) Aのクエリ結果の値の個数がn以下だったらA、そうでなければBを返します.
$IFVALCOUNT_GE(A,n,B) Aのクエリ結果の値の個数がn以上だったらA、そうでなければBを返します.
$AND(...) $IF系$IS系の条件に使用します. 引数内で指定した複数のコマンドの結果すべてに値があれば、値があったと判定します。
下の例では、ALBUMタグに「Word1」と「Word2」の両方が含まれていたら、「Hit!」という値を生成します。
$IF($AND($ISEXIST(%ALBUM%,Word1),$ISEXIST(%ALBUM%,Word2)),Hit!,)
$ANY(...) "..."には$ANY(A,B,C,D)のようにクエリを順番にカンマ区切りで指定します. 先頭から調べて, 最初に値のあったものを返します.
$OR(...) $IF系$IS系の条件に使用します. 引数内で指定した複数のコマンドの結果をマージしてその結果値があれば、値があったと判定します。
下の例では、ALBUMタグに「Word1」または「Word2」のどちらかが含まれていたら、「Hit!」という値を生成します。
$IF($OR($ISEXIST(%ALBUM%,Word1),$ISEXIST(%ALBUM%,Word2)),Hit!,)
$STAR(A,B) ほとんど評価の★用のようなものですが、専用というわけではありません. Aを整数化した値の数だけBをくり返します.
$TVALCHK(V) クエリの高速化のための判定コマンドです. クエリに指定されたタグのなかに値 V が含まれていたらクエリを実行します. 含まれていなかったらクエリは実行せず空の値を返します.

以下のツリークエリの例では, "Live albums" というノードの下に, アルバムタイトルに "Live" の文字が含まれたアルバムが並びます.
$ISEXIST(%ALBUM%,Live,Live albums)\%ARTIST% - %ALBUM%