TuneBrowser ヘルプ

概要と全体に関すること
基本的な説明
詳しい説明
その他

OpenHome 対応について

OpenHome とは

OpenHomeは, UPnP をベースとするネットワークオーディオのプロトコルのひとつです. この機能を使用することで, OpenHome 対応のコントローラ (Linn Kazoo など) を TuneBrowser リモコン として使用することができます.

必要な設定

OpenHome 対応機能を利用するにあたり、必要な設定(確認ポイント)は以下の3点です.
  • Windows / セキュリティソフトのファイヤーウォール設定を確認し, TuneBrowser の通信を許可してください. 許可しなければ, OpenHome 対応機能は機能しません.
  • TuneBrowser の設定ダイアログボックスで, OpenHome 対応を有効にしてください.
  • 同じく設定ダイアログボックスで, 使用する LAN I/F を選択してください.

OpenHome/UPnP 対応状況について

OpenHome は UPnP の一種です. TuneBrowser の OpenHome/UPnP 対応は以下の通りです.
  • 再生機能は OpenHome Playerとして動作するようにしています. UPnP のレンダラーとしては動作しません.
  • メディアサーバ機能は UPnP (ContentDirectory サービス) に対応しています.
  • TuneBrowser 自身にはコントローラ機能はありません.
  • コントローラは Linn Kazoo を利用して開発・検証しています.
再生機能は, OpenHome 対応のコントローラからしか制御できませんが, メディアサーバ機能は一般的な UPnP の ContentDirectory サービスに対応しているため, ほかのコントローラからもブラウズすることができると思われます.
しかしながら, TuneBrowser での OpenHome 対応は, スマートフォンやタブレット端末を TuneBrowser リモコン として使用することを想定して開発しています. そのため, それ以外のご利用方法については動作を検証していませんので, どうかご了承ください.

再生機能について

メディアサーバに TuneBrowser を指定し、 ルーム (OpenHome用語: 再生装置) にも同じ PC の TuneBrowser を指定した場合, TuneBrowser は PC で管理しているファイルとまったく同様の再生を行うことができます.
つまり, DSD Native再生やギャップレス再生, RAMDecode といった機能は, すべてPCで操作している場合と同等に適用されます.

メディアサーバ機能について

TuneBrowser のメディアサーバ機能は, ディレクトリとして Tree View と同じ分類構造を提供します.
各ディレクトリの先頭には「アルバムを表示」という擬似的なノードが表示されます. ここを選択すると, そのノード以下のすべてのアルバムが表示されます. TuneBrowser の画面で, Tree Viewをクリックすると, Album Viewにアルバム一覧が表示されるのと, おなじイメージです.

TuneBrowser 以外のメディアサーバへの対応について

TuneBrowser 以外のメディアサーバを指定した場合, メディアサーバ側が一定の要件を満たしていれば, TuneBrowser はそのメディアサーバのファイルを再生することができます.
タグの編集やファイルの削除などの更新を伴う操作はできません.